- 推定年収7,240万円(2023年頃)
- 大会賞金・スポンサー収入・アイスショー出演料などが大きい
- 特別強化指定選手の助成金は微々たるレベル
- 引退後は現役時代より高収入になる可能性が高い
フィギュアスケート界をけん引した宇野昌磨さんの年収はさすがといえる金額です。
もちろん推定なので世界トップレベルの選手としてもっと高額だったとしても不思議ではありません。
実際、羽生結弦さんなど偉大な先輩方は現役時代に億越えだったいわれています。
それに、アスリートはシーズンごとのご活躍次第で大きく収入が変動するため一概には言い切れません。
そのため、宇野昌磨さんもきっと同等の金額を稼いだことはあるはずです。
一般人からすると想像できませんが、十分に見合ったご活躍を魅せてくれました。
引退後も引く手あまたなはずなので経済面の心配は全くないはずです。
そんな彼の収入についてもう少し詳しくご紹介します。
宇野昌磨の年収はいくら?
宇野昌磨さんの推定年収は7,240万円です。(2023年頃)
ご本人が公表しているわけではないので正確な金額は分かりません。
また、フィギュアスケートのシーズンは年を跨ぐので考えづらい部分もありますが、今回は下記の内訳で予想しました。
大会賞金 | 1,000万円 |
---|---|
助成金 | 240万円 |
所属契約 | 2,000万円 |
スポンサー収入 | 2,000万円 |
アイスショー出演料 | 1,000万円以上 |
YouTube収入 | 不明 |
CMやテレビ出演料など | 1,000万円 |
アスリートなのでシーズンごとのご活躍次第で年収は大きく変動するはずです。
特に高収入として有名なCM出演をした年は1億円を軽く超えていたと思います。
ただ、今回は2023年時点の予想としてまとめた内容をご紹介していきましょう。
大会賞金
宇野昌磨さんが大会で獲得した賞金は年収でいうと大体1,000万円くらいです。
シーズンごとの成績次第で大きく変わってくるので一概にはいいきれません。
例えば2023-2024年シーズンに出場した大会と獲得賞金は下記の通りです。
世界選手権ははっきりと分かりませんでしたが、優勝賞金が約500万円なので4位だとそこまで高くないと思います。
そのため、1ドル150円レートの計算で賞金を算出すると1,000万円には届きませんでした。
世界選手権 4位 | 不明 |
---|---|
GP ファイナル 2位 | 約270万円 |
GP NHK杯 2位 | 約200万円 |
GP 中国杯 2位 | 約200万円 |
全日本選手権 優勝 | 賞金なし |
ただ、2022-2023年シーズンは世界選手権・GPファイナル・GPシリーズ2回の優勝で1,000万円を軽く超えているようです。
そこで、今回は大会賞金についてざっくりと年収1,000万円として考えました。
ちなみに、フィギュアスケートの主な大会の優勝賞金は下記の通りです。
世界選手権優勝は日本スケート連盟から+100万円の報奨金も出ますが、他の競技に比べると心許ない金額といえるかもしれません。
- オリンピック金メダル:500万円
- 世界選手権:6万4,000ドル(960万円)
- 四大陸選手権:2万1,000ドル(315万円)
- GPファイナル:2万5,000ドル(375万円)
- GPシリーズ:1万8,000ドル(270万円)
なお、全日本選手権に賞金は準備されていないと聞いて驚きました。
運営上の都合で仕方ないのかもしれませんが、活動資金やモチベーション的に出来ることなら準備してあげてほしいです。
強化指定選手としての助成金
宇野昌磨さんは特別強化指定選手に選ばれていたので助成金として年間240万円が支給されています。
日本スケート連盟の推薦を受け、日本スポーツ振興基金から支払われる仕組みです。
ただ、海外の試合にも出場するトップレベルの選手になると年間で約2,000万円くらいかかります。
主な内訳は下記の通りで、助成金だと衣装代や振付代など一部の費用しか賄えないようです。
- スケート靴代(年間2~3足で15~60万円)
- リンク代(年間50万円〜60万円)
- 衣装代(1着数万円〜100万円)
- 振付代(年間20万円〜200万円)
- 海外遠征費(移動費や宿泊費などで年間100万円〜500万円)
- レッスン代(年間100万円〜1,000万円)
- 他にも試合参加費や所属クラブの年会費などなど
とてもお金がかかる競技なので、経済的な事情で続けられなかった選手たちも多かったはずです。
もっと潤沢な資金があれば競技人口が増え、フィギュアスケート界全体が盛り上がるかもしれません。
シビアなお話だとは分かっていますが、関係者の皆さんには今後も頑張ってほしいです。
所属契約の契約金
宇野昌磨さんと所属契約先「トヨタ自動車株式会社」の契約金は公表されていません。
ただ、推定で年間2,000万円くらいと予想しています。
所属契約を結ぶ企業はスポンサーの中でも特別な存在なので契約金も高額です。
そして、フィギュアスケート界の先輩で国民的スターとして一時代を築いた羽生結弦さんは契約金が数千万円だったといわれています。
そこで、宇野昌磨さんはちょっと少なめに予想して年間2,000万円くらいと予想しました。
正直言うならもっと貰っている気はしますが、あまり変に高額予想しても仕方ありません。
そのため、少なくともこれくらいかなーと考えるくらいがちょうど良さそうです。
スポンサー収入
宇野昌磨さんのスポンサーは下記の通りで、契約金は公表されていません。
- 株式会社コラントッテ
- ミズノ株式会社
ただ、所属契約先よりも低めと考えて間違いないでしょう。
そのため、推定で1社あたり1,000万円で、年間2,000万円くらいのスポンサー収入があると考えています。
なお、株式会社コラントッテは磁気ネックレスなどの健康ギアを主に取り扱う企業です。
そして、ミズノ株式会社は総合スポーツブランド大手として知られています。
宇野昌磨さんのご活躍を支える心強い味方といっていいでしょう。
ちなみに、彼ほどの人気選手ならもっとスポンサーがいてもおかしくありません。
ただ、私にはちょっと見つけられなかったので今回は分かった範囲でご紹介しています。
アイスショー出演料
宇野昌磨さんのアイスショー出演料は年間で1,000万円以上と考えています。
オリンピック金メダリストクラスの人気選手になるとアイスショーのギャラ相場は1日100~200万円くらいになるそうです。
宇野昌磨さんは最高で銀メダルでしたが、世界トップレベルの選手であることは間違いありません。
人気も高いので1日100万円くらい貰っていたとしてもおかしくないでしょう。
年間の公演回数は年によって変わると思うので一概には言い切れませんが、10日以上は出演していると思います。
そのため、アイスショーの出演料は少なくとも年間で1,000万円以上になるはずです。
YouTube収入
宇野昌磨さんの公式YouTubeチャンネルの年収は分かりませんでした。
2024年5月時点のチャンネル登録者数は約10万人なので、最初はかなり稼いでいそうと考えました。
1万人いれば月20万円くらい、10万人いれば月100万円くらい稼げるといわれていますからね。
でも、大切なのは動画の中身で、宇野昌磨さんのチャンネルは更新頻度がかなり低いです。
そもそも2020年7月に開設されましたが、収益目的では運営していない気がします。
そのため、現在はチャンネル登録者数ほどの収入にはなっていないように見えます。
今後どうなっていくかは分かりませんが、もう少し更新してほしいと考えているファンも多いかもしれません。
CMやテレビ出演料など
ご紹介してきた以外にも宇野昌磨さんにはCM・テレビの出演料や写真集販売などの収入があるはずです。
例えばCM出演料でいうと2018年の平昌オリンピックで銀メダルを獲得した際、金メダルを獲得した羽生結弦さんと同様に10~20社くらいのオファーがあったそうです。
そして、契約料は1本3,000~6,000万円くらいが相場と報道されていました。
その後、宇野昌磨さんはスポンサー契約を結んだ株式会社コラントッテなどのCMに出演しているので、かなりの高収入になったことは間違いありません。
ただ、ずっとCM契約しているわけではないので今はちょっと落ち着いているかもしれませんね。
そのため、具体的な金額は分かりませんが、今回は諸々ひっくるめて年間で1,000万円くらいとして考えています。
宇野昌磨の引退後の年収は現役時代より高収入?
宇野昌磨さんの引退後の年収は現役時代より高収入になる可能性が高いです。
試合に出場できなくなるので大会賞金や助成金は受け取れなくなります。
ただ、収入の大部分を占める所属契約先やスポンサー企業がすぐに離れるとは考えづらいです。
それに、プロのフィギュアスケーターとしてアイスショーに専念したら出演機会が増え、大会賞金分などはすぐに回収できる気がします。
一番心配なファン離れも人気の高い選手なのでそこまで気にする必要はなさそうです。
また、フィギュアスケート選手たちは収入の一部をスケート連盟に収める義務があるみたいですが、引退後は不要になります。
マネジメント会社への支払いは残りますが、トータルで見たら現役時代よりも収入が増える可能性の方が高そうです。
実際はどうなるか分かりませんが、これまで頑張ってきたのでお金の心配はしていないでしょう。
怪我には気を付けながら、今後もファンのために頑張ってほしいです。
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