- 父親の浅田敏治は元ホストの実業家
- 子供たちのフィギュアスケートのために1,300万円の借金をした
- 恋人への暴行容疑などで逮捕歴があるが更生している
- 現在は地元の愛知県名古屋市でゆっくり過ごしている様子
- 母親の浅田匡子は2011年に肝硬変で他界
- 小さい頃から付きっきりでサポートしてくれた子供想いの母親
オリンピック銀メダリストで、現在はプロスケーターとしてアイスショーなどでご活躍する浅田真央さん。
清楚で上品なイメージがあるので、父親がナイトビジネスで成功した実業家というのはちょっと意外に感じました。
でも、両親ともに子供想いで温かく支えてきてくれたからこそ、国民的スターといえるほどのご活躍に繋がっています。
残念ながら母親は既に亡くなっていますが、これからも親孝行しながら仲良く幸せに過ごしてほしいです。
そんな彼女の両親についてもう少し詳しくご紹介します。
浅田真央の父親「浅田敏治」はどんな人?
浅田真央さんの父親は「浅田敏治」さんといいます。
1959年頃の生まれなので2024年時点だと年齢は65歳くらいです。
インタビューなどに応じたことはなく、公の場に出てきたこともありません。
浅田真央さんがフィギュアスケート選手として現役だった頃も試合会場に顔を出したことはないそうです。
そのため、ご紹介できる顔出し画像は見つかりませんでしたが、姉の浅田舞さんは実の父親をめちゃくちゃかっこいいといっていました。
実際、180cm近い高身長で歌手の玉置浩二さんを彷彿とさせる男性みたいです。
それに、昔の画像を見てみると確かにイケメンといえるかっこよさを持っています。
浅田真央さんも浅田舞さんもイケメン好きとして知られていますが、もしかしたら父親の影響があるのかもしれません。
また、姉妹の美しさも父親譲りなのかもしれませんね。
名古屋の人気ホストだった
浅田真央さんの父親は名古屋の人気ホストでした。
女子大小路(じょしだいこうじ)と呼ばれる愛知県名古屋市の代表的な歓楽街の一つで働いていました。
具体的には中区栄四丁目一帯を指しているそうで、地図でいうと下記の辺りになります。
そもそも小さい頃に父親を亡くしていたため、繁華街で働いて家族を支える必要があった苦労人みたいです。
ホストの世界で人気になるのは大変だったはずですが、持ち前のルックスに加えて相当な努力もしてきたんだと思います。
ちなみに、20代の頃に大阪府のホストクラブでNo.1をとったこともあるそうです。
名古屋も大阪も激戦区なはずなので本当に凄いですね。
実業家として大成功
浅田真央さんの父親は実業家として大成功しています。
ホストとして下積みを積んだ後、30歳前に独立してホストクラブや飲食店の経営に乗り出しました。
現代風に言うならナイトビジネス関連の事業で、一財産を築くことが出来るくらい大成功したようです。
そして、浅田真央さんの母親とも出会って二人の子供を授かります。
皆さんご存じの浅田舞さん&浅田真央さん姉妹の誕生です。
仕事もプライベートも順風満帆!実業家としても父親としてもこれ以上ないほどの成功といえるかもしれません。
子供のために借金1300万円
浅田真央さんの父親は子供たちのフィギュアスケートのために1,300万円の借金を抱えました。
2005年8月のことなので浅田舞さんが高校二年生、浅田真央さんが中学三年生の頃です。
フィギュアスケートはお金がかかる競技として有名で、趣味として習うくらいなら他の習い事と変わらず月1万円くらいで済みます。
でも、選手として取り組むなら年間300~500万円くらいかかるといわれています。
簡単に内訳をご紹介すると、まずは大会に出場するために所属するクラブの登録料が何十万円もします。
有名クラブになると60万円くらいはするそうです。
振付費も高額で、オリンピックを目指すトップ選手が人気振付師に依頼するとショートとフリーの2曲で200万円くらいかかるそうです。
もちろん衣装費や遠征費もかかりますし、海外の大会に出場すると金額も跳ね上がります。
コーチのレッスン料もレベル次第でどんどん高額になり、日々のリンク使用料も見過ごせません。
一足数万円以上するフィギュアスケート靴は年間2~3足くらい必要です。
そんな諸々の経費をひっくるめると一般的な会社員の年収くらいになります。
そのため、選手の中には衣装のお下がりを着たり、手作りするなど節約する人も多いようです。
実際、浅田真央さんもクラブの先輩である伊藤みどりさんのお下がりを着たことがあるそうですね。
お金持ちといえるくらい実業家として大成功していたはずの父親も、トップレベルの子供二人分になると余裕はなかったんだと思います。
破産を心配するくらいの経済状況で、浅田真央さんの母親もこの頃が一番つらかったと振り返ったことがあるみたいです。
なお、借金は既に完済しています。
逮捕歴があるって本当?
浅田真央さんの父親は逮捕歴があります。
しかも一度ではないようで、特に2015年5月の交際相手への暴行容疑で逮捕された時は週刊誌でも報道されました。
そして、浅田舞さん&浅田真央さん姉妹の父親の不祥事として結構話題になったようです。
親子関係にも亀裂が生じて、浅田真央さんは父親と1年半ぐらい連絡を取らなかったこともあったみたいですね。
ただ、たった一人の父親として大切にした方がいいと周囲からのアドバイスもあり、現在は和解しています。
前科持ちと聞いて驚きましたが、しっかりと反省して厚生しているようです。
父親は現在何してる?
浅田真央さんの父親は現在、地元の愛知県名古屋市でゆっくり過ごしているそうです。
仕事はしていなくて一人暮らしをしています。
自宅は一軒家という話もあれば、マンションという話もあったのではっきりとは分かりません。
ただ、浅田真央さんもちょくちょく帰省して家族で過ごしたりしているようなので、近所の人の間では有名なのかもしれません。
なお、ナイトビジネス関連の事業からはかなり前に撤退しています。
具体的には2005年12月に浅田真央さんが15歳でグランプリファイナルを優勝して、CM契約などで年間1億円以上を稼げるほどの人気選手になったころです。
光り輝くスポーツの舞台と比べるとナイトビジネスはちょっとイメージがよくありません。
そのため、子供たちの足を引っ張るようなことはしたくないと考えて、試合会場にも顔を出さなかったそうです。
そして、最終的には経営自体からも手を引いています。
事業自体は順調だったようなのでもったいない気もしますが、子供想いの父親らしい決断といえるかもしれません。
ちなみに、その後は医療従事者として人工透析患者の車の送迎や病院内の清掃、ラーメン屋経営など様々な噂が見つかりました。
また、浅田真央さんのマネージャーとして籍を置いていたこともあるようですが、はっきりしたことは分かりません。
なお、死亡説が囁かれたこともありますがデマで、元気に生活しているようです。
浅田真央の母親「浅田匡子」はどんな人?
浅田真央さんの母親は「浅田匡子」さんといいます。
1963年頃の生まれで、2011年12月9日に48歳という若さで肝硬変により亡くなりました。
そもそも母親は小さい頃にプロのバレエダンサーを夢見ていたそうですが、両親を早くに亡くすなど家庭の事情により断念しています。
そして、自分の子供たちに夢を託して、最初はバレエを習わせていました。
ただ、子供たちはバレエの上達のために足腰の鍛錬目的で習わせたフィギュアスケートで才能を開花させます。
両親も腹をくくり、特に母親は練習や大会までの車送迎や付き添いなどつきっきりでサポートするようになりました。
どうやら反抗期もあったようですが、親子仲良く二人三脚で頑張る様子は多くのファンが知っている通りだと思います。
でも、実は亡くなる20年ほど前から肝臓の調子は良くなかったそうです。
2011年には移植が必要なほど悪化して、はじめは相性のいい浅田舞さんから移植を受ける予定でした。
しかし、子供の身体にメスは入れたくないという思いから、夫の浅田敏治さんから移植を受けます。
それでも症状は改善せず、肝臓が本来の機能を果たせなくなる肝硬変によって48歳という年齢でこの世を去りました。
浅田真央さんはカナダで開催されるグランプリファイナルに出場予定だったので急遽帰国しましたが、最後には立ち会えなかったそうです。
早すぎるお別れに大きなショックを受けたはずですが、3日後に開かれた記者会見では下記のようにお話してくれました。
「たくさんの愛を注いでくれたお母さんに、何度『ありがとう』と言っても足りません。やるべきことをしっかりやることが、お母さんも喜んでくれることだと思い、今まで通り練習に励みたいと思います」
出典元:https://tennenseikatsu.jp/
子供たちに常に付き添い、支えてきてくれた母親を思うからこそ、頑張っていこうという決意が伝わってきます。
もちろん悲しみは深く、すぐに前を向けたわけではありません。
それでも記者会見でお話してくれた通り前に進み始め、現在のご活躍に繋がっています。
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