ネイサンチェンの引退理由は「医学部進学のため」

ネイサンチェンの引退理由は「医学部進学のため」
ネイサンチェンの引退理由
  • 明確に引退したわけではないが選手としては実質引退状態
  • 引退理由は「医学部進学のため」といっていい状況
  • 今後試合に復帰する可能性は低そう

オリンピック金メダリストで全米選手権6連覇など輝かしい成績を残したフィギュアスケート選手のネイサン・チェンさん。

今後も素晴らしい演技でファンを魅了してくれると誰もが楽しみにしていたはずですが、現在は医学部に進学して勉強を優先しているため試合に出場していません。

つまり、明言したわけではありませんが実質上の引退状態です。

私の中では羽生結弦さんや宇野昌磨さんと共に男子フィギュアスケート界を代表する選手だったのですごくびっくりしました。

でも、今の生活にとても満足していて、幸せに過ごしている様子がインタビューなどから伝わってきます。

第一線で頑張り続け、一時代を築いたといっていいくらいのご活躍を魅せてくれました。

そのため、今後はセカンドキャリアを歩み始めた背中を温かく見守っていきたいです。

そんな彼の引退についてもう少し詳しくご紹介します。

目次

ネイサンチェンの引退理由は「医学部進学のため」

ネイサンチェンさんは引退したわけではありません。

ただ、医学部進学のために競技を離れて学業に力を入れているので、実質上の引退状態といえるでしょう。

独占インタビューを受けた時には心臓病学の実験室で作業に没頭していると紹介されていました。

そのため、引退理由は「医学部進学のため」といっていいと思います。

3歳からスケートを始めて才能を開花させた彼はオリンピックで金メダルを獲得したり、全米選手権6連覇を達成するなどトップレベルのフィギュアスケート選手に成長しました。

2022年にはアメリカのタイム誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。

また、小さい頃からかなり多彩で、習っていたピアノや体操でも上位の成績を残しているそうです。

学業もとても優秀で、アメリカの名門大学の一つであるイェール大学に進学しています。

そして、統計学と医学を学びながらフィギュアスケートを両立させていたというから驚きです。

きっと頭の良さは薬学の博士号を持つ父親や、薬学専門の翻訳家という母親譲りなんでしょうね。

そんな彼は2022年3月に出場予定だった世界選手権を欠場してから試合に出場していません。

怪我の悪化を避けて欠場したということだったので、調子を整えたらすぐに復帰すると思っていました。

でも、年単位で競技を離れて学業や研究を優先しています。

引退を発表したり、明言したわけではありませんが、セカンドキャリアに進んでいるといって良さそうです。

ネイサンチェンが今後復帰する可能性は?

ネイサンチェンさんが今後、フィギュアスケート選手として試合に復帰する可能性は低いと思います。

現在、医学部進学のために学業や研究に力を入れています。

スケートは辞めたわけではなくて、イベント出演や振付の考案などは続けているそうです。

純粋に滑る時間を楽しんでいて、フィギュアスケート選手としてインスタも更新していました。

そんな現在の生活に彼はとても満足していて、幸せを感じています。

そして、選手として競技を続けるために必要な「自分自身の内側から湧き上がる原動力」が今はないそうです。

2023年12月に公開された独占インタビュー記事で下記のように話していました。

「もし私が再びそれ(内的な原動力)を感じることができたなら、私は喜んであの世界に戻りたいと思います」と彼は話した。しかし、その後、彼は次のように付け加えた。「でも、私は今の自分が置かれた場所にとても満足しているのです」

出典元:https://olympics.com/ja/

世界のトップに立つほど彼を突き動かしてきた原動力が完全に鎮火しているようです。

並大抵のことでは再び燃え上がることはなさそうですね。

また、2022年の北京で開催された冬季オリンピック前に痛めた股関節の怪我の問題もあります。

日常生活では痛みもなく、調子もいいそうですが、現役復帰となったら手術が必要になると考えているそうです。

そこまでして復帰を目指すとなると、相当な気力が必要になります。

それに、医学部に進学した場合はさらに忙しい日々が待っているはずなので、さすがにフィギュアスケートの競技との両立は難しくなってくるでしょう。

以上のお話を踏まえると、ネイサンチェンさんが今後復帰する可能性は低いと思います。

たくさんのファンを魅了する素晴らしい演技が見られないことは残念ですが、彼にとって一番幸せな道を選んでほしいですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次