宇野昌磨の引退理由は「ベストを尽くしたから」

宇野昌磨の引退理由は「ベストを尽くしたから」

フィギュアスケート選手の宇野昌磨さんの引退理由や今後の活動をまとめました。

  • 宇野昌磨の引退理由は?
  • 今後の活動は?

確かな実力でフィギュアスケート界をけん引したトップ選手!

そんな彼の引退についてご紹介します。

目次

宇野昌磨の引退理由は「ベストを尽くしたから」

宇野昌磨さんの引退理由は「ベストを尽くしたから」といえます。

2024年5月9日にSNSなどを通じて引退を発表した際は感謝のメッセージを綴り、理由については触れていませんでした。

ただ、2024年5月14日に行った記者会見で下記のように応えています。

宇野選手は14日、都内で記者会見を開き、引退を決めた理由について「2年くらい前から考え始めていた。コーチに伝えたのは去年の全日本選手権が終わったタイミング。毎日ベストを尽くす、目の前の試合を全力で一番いいものにするという気持ちでやってきたが、羽生結弦さんなどともに戦ってきた仲間たちが引退し、すごく寂しい気持ちと取り残された気持ちがあった」と説明しました。

そのうえで「未練はまったくない。ここまで毎日同じことを磨き上げてこられ、すばらしいことを成し遂げることができたと思う。全力で毎日取り組んできた自分を褒めたい」と晴れやかな表情で語りました。

出典元:https://www.nhk.or.jp/

男子フィギュアスケート界のトップ選手として競い合ってきた羽生結弦さんは2022年に引退しました。

同じく2022年を最後に実質引退状態のネイサン・チェンさんも、宇野昌磨さんが今後のキャリアを考えるきっかけになっています。

そして、2023年12月の全日本選手権後にはコーチのステファン・ランビエールさんにも次の試合で引退すると伝えたそうです。

会見で未練は全くないと断言したようにベストを尽くしきったからこその決断だったといえるでしょう。

平日の昼間2時から始まった引退会見はライブ配信され、リアルタイムの視聴者数は1万人を越えました。

多くのファンに見守られる中、選手としての最後は清々しく前向きな表情が印象的に感じています。

これまでありがとうございましたという感謝と、お疲れ様でしたという慰労を伝えるとともに、新たな門出をお祝いしたいです。

引退を示唆していた発言の数々

宇野昌磨さんはこれまでに引退を示唆する発言をたびたび行っていました。

例えば調子を落としていた2019年のフランス国際の頃には下記のように話しています。

「辞めようかって考えたときに、マジでなんもないなって思って(笑)。他のことを今から始めるんだったら、スケートをもう一回頑張った方が楽だなって思って。それぐらい本当に僕にはスケートしかない」

出典元:https://the-ans.jp/

この時は新コーチの指導を受けるなど前向きに競技へ取り組み、調子を取り戻すことが出来ました。

ただ、2023年のNHK杯の時には下記のように話していて、限界を感じている様子が伝わってきます。

「あらためて今日の演技はすごく良かったなって思ってますし、これ以上、何を頑張るのかっていう……。僕がここから改善できるものが、ジャンプには存在しないので、表現をこれからも頑張っていきたいと思っていますけれども、そこまで点数を求めないなら、競技じゃなくてショーをやってればいいじゃんっていうのが、皆さんの反応だと思いますし、僕もそう思います。今日のジャンプ以上は多分難しいので、競技から退くっていうのも全然あるなって思う試合でした」

出典元:https://news.yahoo.co.jp/

そして、2024年3月の世界選手権後には辞める決断が出来なくて今シーズンは続けたと話していました。

加えて、下記のように話しているので、いつ引退を決断してもおかしくない状況だったといえるでしょう。

「もう最善を尽くしました。みんなが切磋琢磨しながら頑張ってほしい。コーチとも、自分たちの方針を話したい」

出典元:https://www.asagei.com/

男子フィギュアスケート界をけん引した羽生結弦さんやネイサン・チェンさんが競技会から去り、宇野昌磨さんも続くとなると寂しいですね。

もちろん鍵山優真さんやイリア・マリニンさんなど若手選手の成長と台頭も嬉しいですし、世代交代は仕方ない部分もあります。

それでもファンの中には出来るだけ頑張ってほしいと願っていた人は多いでしょう。

でも、彼が決めた引き際を尊重して、これからのご活躍を応援しながら見守っていきたいです。

年齢的にも近づいていた引退

宇野昌磨さんは年齢的に考えても引退が近かったといえるでしょう。

男子フィギュアスケート選手の全盛期は年齢でいうと10代後半~20歳前半といわれています。

そして、平均すると24歳ぐらいで引退するそうです。

もちろん実力や成績、何よりもご本人のモチベーションでいつまで現役を続けるのかは大きく変わります。

実際、日本の男子フィギュアスケートのスターといえる羽生結弦さんは27歳まで選手としてご活躍しました。

また、同じく人気選手の高橋大輔さんは28歳で一度引退しましたが、32歳で復帰してからはアイスダンスにも転向して、最終的には37歳まで現役生活を続けています。

一方、海外選手のネイサン・チェンさんのようにオリンピック金メダリストながら22歳で実質上の引退といえるような休養に入る場合もあるので、一概には言い切れません。

以上を踏まえて考えると、宇野昌磨さんは1997年12月17日生まれなので残りの現役生活は長くないと考えていました。

そんな中の引退発表に対して、正直言うなら個人的に驚きはしましたが来る日が来たんだなーという印象の方が強いです。

高い実力を持つトップ選手とはいえ、いつかは決断しなければいけません。

何度も色んな事を考えた末の引退だと思うので、彼の意思を尊重して見送りたいですね。

2024年5月9日に引退を発表

宇野昌磨さんは2024年5月9日にSNSなどを通して引退を発表しました。

5歳からフィギュアスケートを始め、全日本選手権四連覇や世界選手権二連覇などの輝かしい成績を残しています。

平昌オリンピックでは銀メダル、北京オリンピックでは銅メダルも獲得した日本のトップ選手です。

そんな彼の引退発表を名残惜しむファンも多いでしょう。

ただ、大きな決断をした意思を尊重して、新たな門出をお祝いしたいです。

ちなみに、交際中の本田真凜さんからもこれまでのご活躍に対する感謝と、今後の更なるご活躍に向けた期待のメッセージが贈られていました。

お二人の今後も温かく見守っていきたいです。

宇野昌磨は今後プロとして活動予定

宇野昌磨さんは引退後にプロスケーターとして活動することを明言しています。

実力のあるフィギュアスケート選手は現役引退後にプロ転向してアイスショーなどでご活躍するパターンが多いようです。

例えばプロ転向した羽生結弦さんや高橋大輔さんなどが企画したアイスショーは大人気になっています。

もちろんコーチなどの指導者になる人や、解説者や振付師などの道に進む人もいます。

また、社会人として再スタートする人もいるはずなので、可能性は無限大です。

実際、医学の道を志すネイサン・チェンさんや、スポーツ研究者になった町田樹さんのようなパターンもあります。

そんな数ある選択肢の中から宇野昌磨さんはプロスケーターの道を選びました。

そして、アイスショーなどのご出演が予定されているそうなので、ファンとしては嬉しいでしょうね。

とても前向きな気持ちでスケートに関わっていくと話していて、先にプロ転向している羽生結弦さんなどと共演もあるかもしれません。

それに、スケート外の活動にもチャレンジしていきたいようなので、もしかしたらキャスターになった本田真凜さんとの共演なんかも見られるかもしれません。

引退してからもご活躍からは目が離せないと思うので、これからも応援していきたいです。

宇野昌磨の引退理由や引退後まとめ

  • 宇野昌磨の引退理由は「ベストを尽くしたから」といえる
  • 引退を示唆する発言は多く、年齢的にも引退は近かったので、2024年5月9日の引退発表は来る日が来たという印象
  • 今後はプロスケーターとして活動することを明言している

今回はフィギュアスケート選手の宇野昌磨さんの引退についてまとめました。

2024年5月9日に引退を発表して、2024年5月14日の引退記者会見を色んなお話を聞かせてくれました。

少し寂しいですが、悔いのない競技生活を送れたという晴れやかな表情は眩しく感じています。

そして、今後もプロスケーターとしてスケートに関わる活動を積極的に行ってくれるそうです。

そのため、これからも変わらずに応援していきたいと思います。

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