女子フィギュアスケート選手の身長はどれくらい?

女子フィギュアスケート選手の身長はどれくらい?

女子フィギュアスケート選手の身長について気になるお話をまとめました。

  • 女子フィギュアスケート選手の身長一覧
  • 平均身長はどれくらい?

氷上で大きな存在感を魅せてくれる選手たちですが、実際の身長は意外なほど小さかったりします。

そんな彼女たちのスタイルについてご紹介します。

目次

女子フィギュアスケート選手の身長一覧

国際スケート連盟の公式サイトを元に女子フィギュアスケート選手の身長一覧をまとめました。

全員はさすがにご紹介しきれないので、今回は世界ランキングトップ10の選手たちに絞ってご紹介します。

なお、補足として日本人の歴代人気選手についても公式プロフィールなどを元にまとめています。

世界総合ランキングトップ選手

スクロールできます
名前身長国籍年齢
坂本花織159cm日本24
イザボー・レヴィト154cmアメリカ17
ルナ・ヘンドリックス160cmベルギー24
イ・ヘイン164cm韓国18
キム・チェヨン151cm韓国17
アナスタシヤ・グバノワ158cmロシア21
渡辺倫果153cm日本21
キム・イェリム171cm韓国21
吉田陽菜155cm日本18
三原舞依157cm日本24
2024年4月14日時点

世界総合ランキングトップ10の選手のうち、一番小さい選手は151cmで一番大きい選手は171cmです。

そして、日本勢でランクインしている4人は全員150cm台でした。

皆さんほとんど成長期を終えているはずなので、ここから大きく身長が伸びることはないでしょう。

スタイルのいい彼女たちなのでモデルさんのように高身長が多いと思うかもしれません。

ただ、一覧にするとよく分かる通り、実際はそこまで高くないです。

世界ジュニアランキングトップ選手

スクロールできます
名前身長国籍年齢
島田麻央150cm日本15
シン・ジア152cm韓国16
中井亜美148cm日本15
クォン・ミンソル150cm韓国15
インガ・グルゲニゼ148cmジョージア14
イーダ・カルーネン146cmフィンランド16
クレア・ソ158cmアメリカ17
上薗恋奈159cm日本13
櫛田育良164cm日本16
キム・ユジュ146cm韓国14
2024年4月14日時点

世界ジュニアランキングトップ10の選手のうち、一番小さい選手は146cmで一番大きい選手は164cmです。

ただ、成長期真っ盛りの選手たちも多いので、あくまで現時点で登録されている情報といえます。

そのため、一年後に10cmくらい伸びている選手がいたとしても不思議ではありません。

日本人の歴代人気選手の身長

日本人の歴代人気選手の身長を降順でご紹介すると下記の通りです。

名前身長
荒川静香166cm
本田真凛163cm
浅田真央163cm
安藤美姫162cm
坂本花織159cm
村主章枝157cm
三原舞依157cm
中野友加里156cm
紀平梨花155cm
宮原知子152cm
伊藤みどり145cm

今回まとめさせていただいた選手でいうと、荒川静香さんが一番高くて伊藤みどりさんが一番低いです。

なお、選手によっては公表されている身長よりも実際は高いのではないかと噂される場合があります。

身長が伸びたとか、プロフィールが更新されていないなど、いくつか可能性は考えられるかもしれません。

どちらにしても大きな問題はないと思いますが、いつかテレビやYouTubeなどで検証してみてほしいですね。

女子フィギュアスケート選手の平均身長

女子フィギュアスケート選手の平均身長は150cm台後半くらいといえるでしょう。

2024年4月14日時点の世界総合ランキングトップ10の選手の身長から計算すると、平均は158.2cmなので大きくは間違っていないはずです。

また、色んなお話も見てみた私のイメージとしては下記のように考えています。

  • 150cm以下:小柄
  • 150cm後半:普通
  • 160cm後半:高身長
  • 170cm台:頭一つ分くらい大きい

ちなみに、私の分かった範囲でいうと180cmを越えるような女子選手はいないようです。

一番高身長の選手で174cmのロシア出身・ビクトリア・サフォノワさんなどでした。

逆に一番低い身長の選手としては145cmの伊藤みどりさんの名前が挙がっています。

体格に関する部分なのでお国柄も多少は出てしまうのかもしれません。

なお、日本人の成人女性の一般的な平均身長は157~158cm台なので、選手の平均身長と同じくらいのようです。

後、男子選手については別記事でまとめています。

身長は低いと優利で高いと不利?

男女問わずフィギュアスケート選手の身長は低い方が優利で、高い方が不利といわれています。

なぜならジャンプなどでは体重が軽い方が飛びやすく、成功させやすいからです。

実際、成長期に急激に背が伸びたことで感覚が変わり、成績を落とす選手は珍しくありません。

例えば人気選手として一時代を築いた浅田真央さんもそのうちの一人です。

12歳でトリプルアクセルを成功させた時は身長141cmでしたが、現在の身長163cmに成長する過程でジャンプが成功しないスランプに陥っています。

1cm伸びただけで回転バランスが崩れるといわれているフィギュアスケートの繊細さがよく分かるエピソードといえるでしょう。

また、下記のようなお話も見つかったのでデータ的にも証明されています。

浅田に科学的な視点から助言を行う中京大学スポーツ科学部の湯浅景元教授は「身長が大きくなればなるほど回転しにくくなる。身長が4㎝伸びれば、同じ力で飛んでいても14%も回転速度が遅くなる」と説明する。

出典元:https://wedge.ismedia.jp/

そのため、選手たちは身長が伸びて嬉しいと手放しに喜べるわけではないようです。

最も重要なのはバランス

フィギュアスケートにおいて身長の高い・低いで優利・不利が出てくる部分はありますが、最も重要なのは身長・体重・演技のバランスです。

元フィギュアスケート日本代表の中野友加里さんは身長が伸びるメリットとデメリットを踏まえて下記のように解説していました。

「身長が伸び続けるとスタイルが良く、見映えも美しいですが、体重は身長と共に増えてしまいます。そうなると、ジャンプの面では身長の高い選手は軸を取るのに苦労すると思います。一方で体重が増えてもスケーティングの深み、味わいが出る、ディープエッジに乗りやすいメリットもあり、一概に痩せればいいわけでもありません。痩せすぎて女性としての魅力を失う選手も見て来たので、痩せすぎても太りすぎてもいけない、難しいバランスを求められます」

出典元:https://the-ans.jp/

なお、体重の管理はかなり壮絶と野友加里さんは振り返っていて、水を飲んだらその分太ると思いなさいと言われたこともあるそうです。

プレッシャーを感じすぎて摂食障害になる選手もいるので慎重な調整が必要になります。

現在は健康意識が高まり、無理のない調整が重視されるようになっているとはいえ、華々しい演技の裏には選手たちの尋常ではない努力があるとよく分かりますね。

女子フィギュアスケート選手の身長まとめ

  • 女子フィギュアスケート選手の身長一覧は記事内の通り
  • 平均身長は150cm台後半くらいといえる
  • 男女問わずフィギュアスケート選手の身長は低い方が優利で高い方が不利といわれている
  • 最も重要なのは身長・体重・演技のバランス

今回は女子フィギュアスケート選手の身長について気になるお話をまとめました。

スタイル抜群な彼女たちなのでもっと高いと思っていましたが、実際はそうでもないようです。

ただ、パフォーマンスに直結するので色んな努力があると分かりました。

そんな日々を乗り越えて魅せてくれる素晴らしい演技の数々をこれからも応援していきたいです。

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