女子フィギュアスケート選手の体重について気になるお話をまとめました。
- 女子フィギュアスケート選手の体重はどれくらい?
- 平均体重は?
素晴らしい演技を魅せてくれる選手たちのスタイルが気になる人はかなり多いようです。
女性の体重をまとめるのもどうかと思いましたが、理想のスタイルの目安になればと考えて今回ご紹介させていただきます。
女子フィギュアスケート選手の平均体重
女子フィギュアスケート選手(シングル)の平均体重は40kg台後半くらいのようです。
正確な統計情報は見つかりませんでしたが、2014・2018年のオリンピック日本代表選手のプロフィールが見つかりました。
そのうち、女子フィギュアスケートのシングル代表選手と日本人の成人女性の平均身長・平均体重を比較すると下記の通りです。
対象 | 平均身長 | 平均体重 |
---|---|---|
オリンピック代表 | 158.8cm | 46.2kg |
一般の成人女性 | 157~158cm | 53~55kg |
一目見て分かる通り、選手たちの体重がかなり軽いと分かります。
具体的には健康的な範囲で見た目がほっそりする「美容体重」と呼ばれるくらいの体重です。
なお、世の中にはもっと軽い「シンデレラ体重」や「モデル体重」という基準もあるそうです。
ただ、フィギュアスケート選手もアスリートなのである程度の筋力は必要不可欠となります。
また、最後まで滑りきるためのスタミナを蓄えるため、体力面を考えても軽ければいいというわけではありません。
結局のところ身長・体重・演技のバランスが一番大切です。
そのため、各々の選手たちがベストパフォーマンスを発揮できる体型維持が重要になっています。
2014年のソチオリンピック出場選手
2014年のソチオリンピック出場選手のうち、女子フィギュアスケートのシングル選手たちの身長・体重・年齢は下記の通りです。(2014年2月7日時点)
名前 | 体重 | 身長 | 年齢 |
---|---|---|---|
鈴木明子 | 47kg | 160cm | 28 |
浅田真央 | 49kg | 163cm | 23 |
村上佳菜子 | 43kg | 162cm | 19 |
身長は少し高めですが、体重は平均前後に収まっています。
結果としては浅田真央さんの6位が最高でメダルには届きませんでしたが、皆さん素晴らしい演技でファンを魅力してくれました。
2018年の平昌オリンピック出場選手
2018年の平昌オリンピック出場選手のうち、女子フィギュアスケートのシングル選手たちの身長・体重・年齢は下記の通りです。(2018年2月7日時点)
名前 | 体重 | 身長 | 年齢 |
---|---|---|---|
宮原知子 | 43kg | 151cm | 19 |
坂本花織 | 49kg | 158cm | 17 |
結果としては宮原知子さんが4位、坂本花織さんが6位という成績でメダルには後一歩だったといえるでしょう。
浅田真央さんなど一時代を築いたスター選手たちが引退した後ですが、次世代の選手たちの成長とご活躍が眩しい大会だったといえるかもしれません。
日本人の歴代人気選手の体重
日本人の歴代人気選手の体重を何人かご紹介すると下記の通りです。
名前 | 体重 | 身長 |
---|---|---|
荒川静香 | 54kg | 166cm |
本田真凛 | 不明 | 163cm |
安藤美姫 | 50kg | 162cm |
三原舞依 | 不明 | 157cm |
紀平梨花 | 不明 | 155cm |
公表していない選手も多いですが、やはり高身長になると体重も増えてしまう傾向です。
なお、ギリギリの調整を続けているはずなので、プロフィールの公開タイミングや測定時期などで多少数値は変わります。
演技構成に併せて調整することもあると聞きますし、大きな試合前などはピリピリと神経を飛び済ませ、過敏な時期も多いはずです。
それに、10代前半のジュニア時代から注目された選手の場合は成長に伴う体重増加は自然なことです。
同様に引退した選手が現役時代と変わることも普通といっていいでしょう。
そのため、悪気がないにしても安易に太った・痩せたというのは避けた方がいいと思います。
女子フィギュアスケート選手の体重は軽い方が優利?
男女問わずフィギュアスケート選手の体重は軽い方が優利といわれています。
なぜならジャンプなどが飛びやすく成功させやすいからです。
ただ、最も重要なのは身長・体重・演技のバランスです。
元フィギュアスケート日本代表の中野友加里さんは下記のように解説していました。
「身長が伸び続けるとスタイルが良く、見映えも美しいですが、体重は身長と共に増えてしまいます。そうなると、ジャンプの面では身長の高い選手は軸を取るのに苦労すると思います。一方で体重が増えてもスケーティングの深み、味わいが出る、ディープエッジに乗りやすいメリットもあり、一概に痩せればいいわけでもありません。痩せすぎて女性としての魅力を失う選手も見て来たので、痩せすぎても太りすぎてもいけない、難しいバランスを求められます」
出典元:https://the-ans.jp/
なお、体重の管理はかなり壮絶と野友加里さんは振り返っていて、水を飲んだらその分太ると思いなさいと言われたこともあるそうです。
プレッシャーを感じすぎて摂食障害になる選手もいるので慎重な調整が必要になります。
現在は健康意識が高まり、無理のない調整が重視されるようになっているとはいえ、華々しい演技の裏には選手たちの尋常ではない努力があるとよく分かりますね。
女子フィギュアスケート選手の体重まとめ
- 女子フィギュアスケート選手の平均体重は40kg台後半くらい
- 男女問わずフィギュアスケート選手の体重は軽い方が優利といわれている
- 最も重要なのは身長・体重・演技のバランス
今回は女子フィギュアスケート選手の体重について気になるお話をまとめました。
スタイル抜群の彼女たちは尋常ではない努力で体重をキープしています。
そんな大変な日々を乗り越えて魅せてくれる素晴らしい演技の数々をこれからも応援していきたいです。
コメント